2-5 Nipron製電源及び二重化電源
2-5-2 二重化電源
二重化電源は、2台の電源モジュールを並列につなぐことによって1台が故障しても残りの1台で動作させる、N+1冗長運転です。
N+1冗長運転とは、例えば負荷が100W必要であれば、出力容量50Wの電源なら2台(N)並列につなげれば動作しますが、さらにもう1台(+1)つなぐことによって、1台が故障しても動作し続けることを可能とした運転方式です。
(図2.6)

図2.6 N+1冗長運転
すなわち、N+1冗長運転をすることにより、システムの信頼性を高めることができます。

また、動作状態での交換(ホットスワップ)が可能なため、可用性を高めることができます。
